老化は足から

スキンケア・美容について

こんにちは!オカピです。
ナース歴21年です。時折ケアマネもしています。

オカピは仕事柄独居高齢者を
訪問させていただいています。

そこで時には
介護予防運動も行っています。

どんなところを鍛えればよいのか
今回はそれについて書きたいと思います。

良かったらお気軽に
読んでみてくださいね。

高齢者に多い「転倒」

高齢者の事故に多いのが
転倒なんですね。

それもお風呂でこけてというのが
多いです。

転倒すると骨折します。
加齢とともに骨量は減ってきます。
多いのが
「大腿骨骨折」太ももの骨の骨折
「圧迫骨折」 腰の骨の骨折
です。

「大腿骨骨折」というのは高齢者に多い骨折で
手術が必須です。
手術して元のように生活するためにリハビリなどが
必要になってくるので
長い療養期間が必要です。

「圧迫骨折」というのは
脊椎という背骨があるのですが、
その腰の部分の「腰椎」というところが
転倒した衝撃で骨の皿がつぶれてしまう
骨折です。
手術でなくコルセットを着用し
骨がくっつく(骨癒合)を待つ
治療となります。

いずれにしても
骨折したらその後の生活が
大変です。
生活動作にさまざまな制限が
かかってきます。

たつ、座る、立ち上がる、かがむ、足をあげる、おろすなどの動作
これらは当たり前のようにありますね。

ですが年をとり、筋力が衰えると
これらの動作が衰えてきます。

また前述のように骨折すると
術後もその動作に支障が出てきます。

なのでとにかく
転ばないこと
怪我をしないこと
が大事です。

風呂場での転倒にご留意を!!

高齢者の死亡事故として
多い原因の一つに
「転倒」が上がっていますが。

中でも自宅内の
風呂場での転倒が多いようです。

足腰が弱くなってきても
当然ながらお風呂に入りたいですよね。

お風呂に入るときに
当然裸の姿で入りますが
つかまることがなく
浴室のタイルで足を滑らせて
転倒。

湯船に入るときに
足があがらなくて
転倒。

湯船から出るときに
足を滑らせて
浴槽内で転倒。

こういったことは
多くみられるようです。

そういう事故を防ぐために
浴室内に手すりをつける
浴槽に入るときに
滑り止めマットを敷く
立ち上がりに楽な
シャワーチェアを置く

などの環境を整えていくことが
大事だと思います。

あとよくあることなのですが
浴室内に「タオル掛け」ありますね。
あれを手すり代わりに
支えにして歩く方多いですが、
「タオル掛け」が外れることも
あります。

タオル掛けが外れてしまったら
支えるものがなく
転倒しやすい状態になり
危険ですね!

「タオル掛け」は耐荷重が限られて
ますので手すり代わりには
使わないように気をつけてくださいね。


手すりを別にとりつけることが
良いと思います。
浴室の入り口や
浴槽の出入り近くに
つけると良いかと思います。

このような環境整備を行うときに
介護保険サービスの活用ということも
あります。

ご興味ある方はこちら

→高齢者の困っていることは?


こちらの記事もご参考にされてみてください。




いかがでしたか?

今回は高齢者に関する事項を
書きました。

日本人の平均寿命は80代を
超えました。


寝たきりを予防し
いつまでも「健脚」を目指し
いきいきと生活していただきたいと
思います。

関連記事はこちらもどうぞ

→いつかは行く道


→転ばないシニア世代へ

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