「ナース」と長くお付き合いを

ナースの特性

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしています。

今回はナースの仕事を
長く続けてほしい思いもこめて
思う事を書きました。

良かったらお気軽に
読んでみてくださいね。

人間関係でつまづいたらどうしよう

ナースという仕事は
一人では成り立ちません。

仕事自体がずば抜けて
能力が高い人がナースに向いているなど
そういうことも稀にありますが。

殆どが人間関係です。

人間関係がうまくいっていることが
ナースの仕事は上手くいきます。



ご興味ある方はこちら
→ナースにとって大切なこと



なのでいくら技術が上手でも
頭脳が明晰で観察眼に長けていても
ナースの仕事が円滑に進むのは
人間関係が肝であると思います。

技術の上手い下手や
頭脳明晰などは
あまり関係ないと思います。

いかに医師や看護師同士で
チームワークがとれるかだと
思います。

意地悪なナースにストレスを感じたり
報告などの連携がうまくいかなくて
理不尽な目にあったり
そういうことはきっとあるでしょう。

オカピも何度も何度も
理不尽な目にはあってきました。


ご興味ある方はこちら
→ナースを続けるには転職も大いにあり


転職をむりやりススメはしません。

なぜならどこにも判を押したように
同じような相性の合わない人は
います。

それに・・・。

意地悪な人や波風立てる人って、
その人自身の問題が大きいんですよ。

意地悪な人に責められると
ついつい真面目な人は
自分が悪いんだと思いがちですよね。

オカピもそうだから
よくわかります。

ですがこう思ってほしいんです。

責められる人は
決して悪くないし。
事実を冷静に見てほしいんです。

真面目ナースが追い詰められるありがちなパターン

Aという患者さん(患者Aとします)がいます。

患者Aは性格に波があり
好き嫌いが激しいです。

患者Aは
意地悪ナースB(意地悪Bとします)
に信頼をおいていたとします。

真面目ナースC(真面目Cとします)が
患者Aに処置を施しました。

たまたま患者Aの具合が悪く
そんな時に処置を施したから
不機嫌な患者Aは
真面目Cにつらく当たりました。

患者Aの不満は収まらず
交代時間で変わった意地悪Bに
苦情を言いました。

意地悪Bは師長に報告しました。

「Aさんから苦情がありました。」

「真面目Cが処置を施して
まずます気分が悪くなったようです。」

「具合が悪かったのにもかかわらず
真面目Cは見向きもせずに
処置を施したんです」と。


それを師長から苦情があったと
真面目Cに伝達がありました。

真面目Cは患者Aとのやりとりを
思い出しました。

真面目Cは「苦情があった」と聞くだけで
かなりショックです。

と同時に
「具合が悪かったのは配慮したうえで
患者Aに処置を行ったんだけど。
見向きもしていなかったのは
違うかな。」

「ああ患者Aのところに
行きにくいな。」

「意地悪Bのことだから
また自分の良いように
師長や患者Aに言っているんだろうな。」

「どうせ私のことなんて
患者Aは嫌いなんだから
意地悪Bのいうことを信じるに
決まってる。」

「ああ気が重い。」

なんて憂鬱な気分に
なってしまいがちなんですよね。

真面目Cが気をつけることは?

さあ真面目Cが反省すべき点は
気をつけることは
どこでしょう。


以下はオカピが思う事です。

一つは
「苦情があった」と聞くだけで
真面目Cが
「ショックになる」ということです。

一つは
真面目Cが
「どうせ・・・」と悲観的になることです。

要は「揺れない」という事です。

揺れますよ。
揺れに揺れますよ。

ですがナースは
それで止まってはいけません。

次があるのです。

そして出来るだけ
苦情が起きたときこそ
冷静に振り返ってもらいたいです。

患者Aは性格に波があり
好き嫌いが激しい人であれば
偏見が強い言い方になると
想定内で受け止めることだと思います。

客観的に見て
その時に処置を施して
良い状況だったのか否かを
判断する。

自分では分からなければ
相談すること。

その上で処置を施す。

あとは
風に任せる。


そして苦情は
苦情として受け止める。


管理者が苦情があったと
真面目Cに伝達するのは
事実関係を知りたいのです。

決して真面目Cを
追い込んだり
責めつけたりが
目的ではありません。

大事なのは
これから自分が
そこの場所で
ナースを続けていけるか
どうかだと思います。

そしてそれは
すぐにはわかるはずも
ありません。

一日一日。
順番、順番
日々の積み重ねです。

謙虚な気持ちになり
自身がすべきことを
身につけていくことが
大事なのかなと思います。

苦情を恐れない

ナースの仕事は
「相性」がかなりあります。

こちらが良かれと思って
患者様に行ったことが
喜ばれなかったり、
相性の悪い患者様からは
文句を言われたりします。

人相手の仕事です。

ましてや相手は
病気をかかえておられます。

苦情は言いたくなる
心境にあるのです。

必要以上に落ち込まず
今日の看護の行いに
改善点を見出して
乗り切ってほしいと思います。

そして大事なのは
意地悪Bを問題視しない事です。

絶対上手くいくはずないですよ。
真面目Cには関係ない事です。

「Bさんにも伝えたんですが
Aさんが難しいんですよね。」と
やんわり他のナースや
師長や主任に伝えましょう。

管理職というのは
離職率を少なくさせるように
定着率をあげるように
する義務があります。

そうそう邪険な管理職は
いないと思いますが
中には
「は?こんな人が管理職?」て
信じられないこともあるでしょう。

実際オカピは
看護師長に「あなたは看護師向いてましぇーん!!」
と言われたことありますから。



その時は本当にどん底でした。

ですが、あれから20年たっても
いまだナースを続けています。

ナースという仕事と末永いお付き合いを

それでもいじめに耐え切れず
転職を余儀なくされた方。

落ち込まないでください。

自分を卑下しないでください。

どうぞ看護師を
末永く続けていってください。


痛みを知るあなたは
きっと悔しい思いをたくさんされたでしょう。

割に合わない理不尽な思いも
沢山されたことと思います。

あなたの看護を待っている人は
たくさんいます。

きっといます。

そして幸いに
ナースのお仕事は
自身が健康であれば
末永く働ける需要の多い
仕事でもあります。


ナースという仕事は
病気をかかえておられる人々や
そのご家族を応援していく仕事だと

オカピは思います。

オカピはこのことが
自分の信念でもあります。

自身の信念を
持っていくことが
ナースという仕事を
続けていくことに
つながっていくのではと
思います。

様々な場面で
あなた自身を発揮できる職場が
きっと見つかるはずです。

共に頑張っていきましょうね。



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