新型コロナウイルスはもう対岸の火事ではない~自分の身を守り人を守ろう~

感染症予防対策

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしています。

新型コロナウイルス・・・
怖いですね。

毎日毎日テレビをつけると
すべてそのニュースばかりです。

前回は
新型コロナウイルスの予防策について
思う事を書きました。

ご興味ある方はこちら
→新型コロナウイルスの効果的な予防策



今回は我々医療従事者の立場から
現在のコロナウイルス対応に追われる
現状からの
思いをつれづれなるままに
書きました。

良かったらお気軽に
読んでみてくださいね。

さまざまな感染症を受け入れる病院

オカピは以前、病院で
17年間働いていました。

そのころも現在ほどの騒ぎでは
ありませんが
様々な流行性の感染症が
流行っていました。

インフルエンザにノロウイルス、
アデノウイルス、麻疹、百日咳なんてのも
ありましたね。

ウイルスとは別に
疥癬、結核などの方もおられました。

あとは院内感染症ですね。

こういった流行りの感染症は
瞬く間に伝染し、あっという間に
広がります。

また病院や施設では
密集した閉鎖空間ですから
広がりやすいのです。

そのしわ寄せは
職員の我々にもかかってきます。

気が重くなることもたびたびでした。

インフルエンザなど
予防接種や抗ウイルス薬など
あるとまだ良いですが。

大半のウイルスは
有効な抗ウイルス薬やワクチンが
ないのが現状です。


なので、まずは
手洗い・うがいなどの
基本をすることで
自身の身を守る。

そして
他者の身を守れるように
咳エチケットなどを
行っていくのが
基本中の基本です。

そこから
さまざまな対策を練っていきます。

空気感染、飛沫感染など
さまざまな感染経路の
病気がありますので。

その病気の持っている特徴を
ふまえた対策を講じ
病棟管理にあたっていました。

基本断れない

我々医療従事者は
どんな病院でもそうだと思いますが。
殆どの病院は
「コロナウイルスが流行ってます」
だから
「病院も閉鎖します」
というわけにはいきません。

基本断れないですよね。

スタッフ自身が病気にならない限りは
休むわけにはいきません。

国や政府は
「人込みを避けてください」
と言っていますが
人込みに出ないといけない
仕事の人々もたくさんいると思います。

それと同じ状況で
「せざるを得ない」状況の中で
生きている境遇の方が
沢山おられると思います。

以前オカピは病院で勤めていた時に
いきなり師長から
「オカピ、麻疹かかったことある?」
と聞かれました。

オカピは予防接種を3歳の時に
打ちましたと話すと
免疫があるということで
いきなり麻疹の患者さんの担当に
なりました。

気持ちは穏やかでは
なかったですね・・・。

いくら予防注射しているとはいえ
またうつるんかなーとか思ってました。

麻疹は空気感染なので
部屋を完全隔離する必要があります。

オカピだけガウンを着て
遠い離れた個室に行き
状態観察や処置などを行いました。

まる1週間オカピ担当でした。
保存療法で症状も寛解し
無事に退院され、オカピも
麻疹にかかることなく
あの時はホッとしましたね。

同じように感染症の患者さんは
沢山おられます。

接する時は
「今夜あたりノロウイルスかかるかな。」
「インフルうつったかな」とか
思う事は正直沢山あります。

新型コロナウイルスも
怖いですね。
「コロナウイルス」は常在ウイルスと
言われていますが。

何しろ相手は
「新型」ですからね。
「異形」のウイルスですから。

未曾有な部分が大きいのだと
思います。

我々医療従事者も
いつ自分の働いている
患者様が新型コロナウイルスを
発症してもおかしくないですよね。

だから気狂いくらいに
手洗いはします。
うがいもすごくします。

基本病院は断ることはできないですよね。
そこがつらいところですが
せざるを得ない状況なのだと思います。

うつらない・うつさない・ひろげない

感染対策の考え方で
「うつらない」
「うつさない」
「ひろげない」
というのがあります。

これは感染症にまず
「うつらない」ということ。

ですが
現在の新型コロナウイルスは
日本中に感染者が発表されています。

こういう状況になると
いつどの方が罹患しても
不思議でない現状だと思います。

「ウイルス」というのは
潜伏しているため、
いつ発症するかわかりません。

新型コロナウイルスも
どのような形で発症するのか
まだまだ分かっていないことが
多いですよね。無症状の方も
いますから。

こうなると
みんな「新型コロナウイルス」に
うつっていると思って
行動されたほうが良いのだと
思います。


この行動が「うつさない」という
事になります。

具体的には
手洗いや咳エチケット
咳をするときはハンカチで
口をおさえるなど
自分の身をまもりつつ
他人への配慮も忘れない
というところでしょうか。

あとは
どのウイルスの病気にも
共通していえることと
言われていますが。

しっかり休息し
しっかり栄養をとる。


これが大事です。

免疫力をアップさせて
ウイルスを増殖させないような
身体をつくっていくことです。

これらを行い
自身の身を守ることが一番
であり
そうすることが

周囲への感染も「ひろげない」ことに
繋がるのだと思います。



いかがでしたか?

今回は新型コロナウイルスの
対応に追われている現在
医療従事者として
思う事を書きました。

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