大事なことは漫画が教えてくれた

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こんにちは!オカピです。

シングルマザーです。
ナースの仕事をしています。


いきなりですが
オカピは漫画が大好きです。


オカピは今まで
劣等感の塊のような
人生でした。

今も劣等生には
変わりありません。

漫画を読むことで
色々な世界観を知り
救ってくれることが
多くありました。

今回は
オカピを救ってくれた
漫画たちを紹介していきます。

いつもポケットにショパン

少女漫画家の巨匠
くらもちふさこさんによる
初期の作品です。

くらもちふさこさんといえば
映画にもなった
「天然コケッコー」などが
有名。
「花に染む」
「駅から五分」など
作品も多いです。



オカピはくらもちふさこさんの
大ファンですが
なかでもこの作品が
大好きです。



主人公麻子は有名ピアニストの母の娘。
幼馴染の「きしんちゃん」は
母の親友の息子。

2人はピアノとともに幼少期を
過ごします。

ピアノ進学のために
ドイツ留学に行くことになった
きしんちゃん。

きしんちゃんと別れることになり
悲しさでいっぱいなのに
上手く感情を表すことができない
意地っ張りの麻子だが
とうとうお別れすることに。

月日が経ち、偶然麻子は
きしんちゃん母子が
ドイツで列車事故にあい
きしんちゃんの母華子は死亡し
きしんちゃんが失明したことを
知ってしまう。

そして何年か後
きしんちゃんとの再会。

きしんちゃんは
昔のきしんちゃんとは
すっかり変わり
麻子に冷たくなってしまっていた・・・。

・・・


この作品を読むと
間違いなく
ピアノが弾きたくなります。

主人公麻子ときしんちゃんの
成長と恋を描いた物語ですが。
その背景に
母同士の憎悪や
家族との向き合い方など
人間的な成長も描かれた
深いストーリーです。

そして麻子が
表現が下手で不器用というのも
感情移入しやすいことが
大きかったです。


友人の素っ気ない態度や
大好きなきしんちゃんの
冷たい態度に
心が揺れ動くところも
大いに共感できました。


音楽というのが
何気ない日常にあり
こんなにもやさしく
人の心に寄り添うものなのかと
感動した作品でもあります。

あと
くらもちふさこさんの
作品を読まれたことがある方は
ご存知だと思いますが
「動き」の描写に
抜群にセンスがあります。

本当にピアノを
弾いているよう。
本当に踊っているよう。


また中でも
「男子」を書くのが
抜群に上手いんです!

顔の造作というより
しぐさや表情が
絶妙に格好いいのです。

胸キュン要素も
かなり多い作品です。


かっこいい男子を描かせたら
くらもちふさこさんは
ピカ一だと思います。


どこかくらもちふさこさんの
描かれる主人公は
不器用でどんくさくて
からかわれがちな人が
多いのですが。

そこもオカピには
共感できることが多く
落ちこぼれでも
いいんだなと
思わせてくれる
作品でもありました。



MONSTER

この作品は有名なので
ご存知の方も多いと思います。


「20世紀少年」「YAWARA」
「MASTER KEATON」などで
おなじみの
浦沢直樹さんの作品です。


この作品でオカピは
「アイデンティティ」や
「名前をもつこと」
自分の存在意義などを
考えさせられました。

物語は
東西を分断した歴史の闇から
その怪物~MONSTER~は
生まれたー-。


主人公はドイツのとある病院勤務の
天才的な日本人脳神経外科医Dr.天馬が
怪物である「ヨハン」を
助けたことから長い旅が始まります。


18巻まであるので
かなり話は長く濃いです。


また浦沢直樹さんの
書かれる作品は
とにかく登場人物の
キャラクター設定が
肉太で濃いのも
特徴だと思います。

あと
老人から
幼い子供まで
本当に上手に
描きますよね・・・。


外国人の
描写も抜群だと
思います。


オカピは
画力のすごさと
当時の東ドイツや
社会主義共和国の社会情勢などが
影響されているであろう
絵本やキンダーハイムの
在り方など
エピソードが興味深く
引き込まれるように
一気に読んでいきました。


人というのは
人格形成というのは
環境で変化すると
強く感じました。


本当の「怪物」とはなにか?を
問いかけてくれた作品だと思います。


ラストは謎をのこし
終わりましたが
これも浦沢直樹さんらしい
ラストだなと。


他にも浦沢直樹さんは
「PLUTO」などの
作品を描かれていますが
どこかサスペンスタッチ要素を
残した終わり方で。

続きが読みたくなるような
読後感の余韻がしばらくぼーっと
浸れる作品が
多いかなと思います。

きのう何食べた?

「大奥」
「西洋骨董洋菓子店」
などで有名な
よしながふみさんの
漫画です。

最近はドラマにも
なりましたね。

この
「きのう何食べた?」の
主人公は弁護士
「シロさん」と
その恋人
美容師「ケンジ」の
2人がアパートで
暮らす日常生活を
食生活メインに織りなす
物語です。

レシピ本としても
断然活用できるほどに
詳細に材料などが
書かれている優れた漫画です。

現在も
「モーニング」(講談社)で
連載中のようです。



オカピは
よしながふみさんの
漫画が大好きです。



作品全般に
価値観の決めつけが
ありません。

「マイノリティ」に
スポットをあて
そこから見える世界で
描く作品が
多いなと思います。

それでいて
押しつけがましさがない。

セリフが一か所に
多いことが多々あるので
ちょっと読みづらい部分が
難点といえば難点ですが。


人はみな
違っていいんだということ。


その中でも
相手を否定せずに
共存していこうと
生きていくこと

分かり合おうと
すること

自分は周りと違うゆえに
知られたくない弱さなども
描かれているところも
共感が持てます。


自分は周りと違うと
気づいた時の葛藤や
そこに対する対峙などを
柔らかく
フラットに
投げかけています。

気持ちが楽に
なる作品だとも思いますし。

何より
お腹がすいてくる
作品だとおもいます。








いかがでしたか?

今回はオカピを
色々な場面で救ってくれた
漫画の紹介をいくつか
書きました。

漫画好きなオカピは
まだまだ救ってくれた
漫画があります。

オカピは無類の
漫画好きです。

またそのうち
書いていこうと思います。





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