看護師は白黒はっきりつけたがる。だが物事はグレーだ。

ケアマネの世界

こんにちは!オカピです。


ナースの仕事をしている
シングルマザーです。

オカピはケアマネをときどきしています。

今回は
看護師出身のケアマネあるあるについて
掘っていきます。

オカピは5年前にケアマネの資格を
取りました。

ケアマネについてのお話はこちら

ケアマネの資格はとったものの、
元ナースは電話対応も
まるでできない社会人マナーが不足


ケアマネージャーの肩書を
もらって
在宅の世界に飛び込んだ
5年前。



オカピはそれまで
病院での看護師の経験しかなく
電話の取次ぎもろくにできず
自分が社会人として失格だなと
落ち込むことが多い日々でした。



利用者さんや相談者さんに
対応する時は

看護師時代のくせなのか
ついつい病気とか
病気からくる症状とか
どんな薬をのんでいるとか
どこに受診しているのかなど

病気に着目してしまうんですね。

これが看護師出身ケアマネあるあるだと
思うのですが。

病気というのは
大事な部分ではあるけれども
それがすべてではないですよね。

高齢者のよろず相談所は病気の相談窓口ではない

当時勤務していた
地域包括支援センターは
65歳以上の高齢者の
よろず相談部屋みたいなところです。

相談内容は多岐にわたります。

介護保険に関することや
一人暮らしで閉じこもって
体調が心配という近所住民からの
通報だったり
高齢者虐待の相談から
財産の後見人の内容だったりと
多岐にわたります。

そのような相談から
公的機関や病院など
必要窓口へつないでいくという
役割をしています。



病気の相談窓口では
ないんですよね。

このことを頭では
わかっているつもりですが
ついついと
伺う内容は
今までにかかった病気は
なんですか?など
病気に注目してしまい
相談内容とはちぐはぐな
質問を多々していたと
振り返ります。

なかなか看護師時代の
習慣というか
身についてしまったものが
切り替えれずに
「ああまた、病気のことばかり
聞いてる・・」と反省しながら
相談にあたっていました。

俯瞰して物事をみていく

他にもこういう傾向がありました。

ついつい答えを求めてしまう
問いかけになっているんですね。


答えを求める
具体的な質問を行い
それに対して明確な答えを導き出そうとする。

これは
オカピが硬い人間というのも
ありますが。
看護師そのものの職業性に
あると思います。

看護師という職業は
数字の中でできています。
〇時間以上眠れたか
〇日排便なかったら浣腸の指示
〇㎝未満になったら創部開放
〇㎖以下だったら利尿剤投与
〇キロ以上増えていたら報告

などなど。。

観察の中で
常に数値が視点にあります。
これは
病態の変化というものに
対処する時に
具体的な数値を表現することが
医療の世界では
求められているので

ついつい
対象者である利用者さんへの問いかけが
具体的
詰問的になりがちなんです。

ケアマネはこれを
求められていません。

生活全体をみていくのだと思います。

生活全体を通して
利用者さんが
どうなっていきたいのか。
どう暮らしていきたいのか

俯瞰でみていくこと。


ベストは難しいが
ベターを追っていくこと。


他愛ない話から
利用者さんの生活の嗜好
人生観などを覗いていき
より良い療養生活を
ケアマネジメントしていく。


実際にはわかっていても
看護師のクセが出てしまい

ついつい
「病気」や「身体」に
注目した問いかけになりがちですね。


ケアマネージャーは
生活全体をみていくことから
始まります。

それは
その利用者さんの
人生観が現れてきます。

利用者さんをとりまく
家族関係など・・。


答えはありません。



白黒ではなく
物事は限りなくグレーだと
思う事が多いです。


2025年には団塊の世代が
75歳に突入します。

超高齢化社会に突入する日本。


ケアマネージャーは
どんどん必要になってくるかなと
思います。


ケアマネの仕事に
ご興味ある方はぜひ
チャレンジされてみては
いかがでしょうか。



まだまだ書きたいことありますが
今回はこの辺で。



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