シングルマザーになって生まれた覚悟。見栄も虚像もいらない。選んだ道をどうにかベストにしていこう。

シングルマザー

こんにちは!オカピです。

ナースの仕事をしている
シングルマザーです。

突然ですが
あなたは気の強い方ですか?
それとも気の弱い方ですか?

オカピは
後者の気の弱い人間です。


オカピはこの
自分の気の弱い性格のために
色々な思いをしました。

気の弱い性質の為に
自分が割をくったり
言い返せない性格なので
知人や友人から
利用されているなと
思う事もありました。

そういう立場にいる自分のことが
嫌いでした。

オカピは自身の体験から
「気が弱い=自分がみじめ」という
思い込みが強くありました。

みじめな思いをしたくない。

そう思ったオカピは
「気の弱い」をとっぱらい
「強い自分」を演じることで
生きていました。

そのため
見栄を張ったり
自分にとって都合の良い
嘘をついたり
虚構を演じることで
安心していました。

「気の弱い」自分は
嫌われる。
「気の弱い」自分は
損ばかりする。
「気の弱い」自分は
いいことなんてない


こういう図式が勝手に
オカピの頭の中にあり
そう思い込んでいました。

そう思い込むことで
自分自身を偽り
虚像をつくっていたと
思います。

虚像を突き詰めれば
突き詰めるほど
自分は苦しくなってきた

そのことにも
気づかずに

長い間生きていました。

「強い自分」という虚像を突き詰めるがゆえに、仕事も完璧主義に。

強い自分でいるには
仕事も完璧でないと
そそうがある自分は
認められないと
勝手に思い込んでいました。

思えばオカピが
心臓オタクになったのも
もともと
好きなことにのめりこむ
オタク気質もありますが

この完璧主義者ゆえの
性質からきています。

看護師として
認められるには
先輩からの質問にもスマートに答え
要求される仕事もこなしていかないといけない

・・・・なんて
本気で思ってました(笑)。

それくらい自分の本質に
自信がなかった。

看護師として身を立てることが
自分のアイデンティティだと
本気で思ってました。

なので自分のミスは許されず
また他人のミスも許されなかった。

「こうであるべき」
「こうでないといけない」という概念に
縛られていないと
自分が認められないと
思っていたし

何より
自分が弱く臆病な人間だと
思われるのが
とても恥ずかしく
嫌だったのです。

「離婚」を機に変わった価値観 

オカピはよくもまあ
結婚出来たなと思います。

こんな見栄っ張りの自分の本質と
付き合ってくれた元夫は
貴重な人材です(笑)。

結婚生活が上手くいかなかったのも
オカピのこの「見栄っ張り」
「こうでなければならない」という性格が
原因してるかなーと思ってます。



・・・・。

まあ
それ以上に元夫の方にも
難が多々あるのは間違いないです(笑)。


離婚し、シングルマザーの身となり
自分1人で一気に背負ってしまう毎日。

職場で、子どもの保育園で、近所などで
「シングルマザー」ですというのが
とても苦痛でした。

オカピが住んでる地域が
さほどシングルマザーがおられないことも
ありましたので。

そもそも
オカピ自身が
「離婚」なんてとんでもない、と
思っていた人間だったので。

シングルマザーと言うことに
抵抗がありました。

「どこか私は私と子ども達は
差別をされているにちがいない」
そう思ってました。

(いやーすごく被害妄想も激しすぎますよね・・・)。

そういう人には負けたくないし
弱みを見せられない。


そう思っていたので
多分離婚当初のオカピは
「周りはみんな敵!!」くらいに
目をギラギラさせてたと思います(笑)

「強い自分」を演じられなかったことで現れた本性

「どうして離婚したの」と聞かれたら
さらりと答えようと思ってました。

「性格の不一致なんですよ・・。」とか
「色々ありまして・・。」とか。

「離婚して可哀想なオカピ」と
思われたくなかった。



だけど
いざ「どうして離婚されたの?」と
聞かれたとき

オカピはさらりとスマートに
答えることができなかったのです。



答えられなかったです。



答えに詰まっていました。

とたんに口をつぐんでしまった。

離婚の話になると
それまで笑って話してても
「えーーーと・・・。」となってしまう。

相手も
なんか悪いこと聞いたねって
反応になる。

「あ、いえ・・・。」と
言葉に詰まるオカピ。

空気が静まり返る。
場の空気が気まずくなる。
そんな風にした自分がいたたまれなかった。

そんな自分が嫌だった。

スマートに
「性格の不一致」です・・・なんて
さらりと言えなかった。

自分はもっと上手くこたえられるはずなのに
だけどこの「離婚」に関しては
取り繕いもできなかった。



だけど。

性格の不一致なんて
さらりと言えるバスがない。

あんなにつらい思いをしたんだ。
なんで取り繕わないといけないんだ。
なにを取り繕うんだ。

なんでそんなことを
さらりと言えるはずもないことを
上手に言おうなんて
何に対して見栄を張るんだ。
私はバカじゃないの?

一方でそんな本音も渦巻いてました。

見栄を張る余裕もない。選んだ道をベストな方向へ持っていく覚悟

ああそうか。

もう私には
虚像をつくったり見栄をはったりなどできる
余裕なんてないんだ


ああもう
限界なんだな。

嘘をつくのも。

だって私
いますごくカッコ悪い。

ううん。
最初っから私は
カッコ悪い人間。

弱い人間。

そうなんだよ。

私の嫌いな
「離婚」という道を
選んじゃったんだ。

必死な思いをして
選ばざるをえなかったんだ。

だったらもう
嘘なんてつかなくていい。

弱くったって
なんだってかまうもんか。

選んだ道を
良いものにしていくしかない。

このままで
生きていくしかない。 と

自問自答して
腑に落ちた瞬間がありました。

それは
とても肩の荷が下りて
大変なことはたくさんあるけど
ありのままの自分を
認めた瞬間でもあります。



そこから現在に至るまで
ぼちぼちなんとか
過ごしている毎日です。

オカピはシングルマザーの方々が
元気になれる場所
励ましあえる場所など
集いができるコミニュティを
作りたいと思ってます。

ご賛同される方
シングルマザーで毎日しんどい、
もやもやした思いを相談したい、
またシングルマザーとして歳月が経ち
こういう風に乗り越えたよ!て
エールを送りたい方。

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