点滴自己抜去など医療機器管理の患者と看護師の双方のストレス。

ナースの特性

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしている
シングルマザーです。

ナースの仕事をしていて
よくあるのが
患者さん、または
利用者さんに備わっている
医療機器が外れてしまう事
抜去してしまっていることです。

病棟ではこの状況を発見すると
発見したナースは
血がサーっと引いてしまいます。


訪問看護でもしかり
家族が気がついて
緊急連絡があることもあります。

多いのが
点滴に始まり
胃チューブ、
膀胱留置カテーテル
胃ろうカテーテル
中心静脈栄養などもあります。

それらについて
イラストで解説していきますね。

自己抜去編その1~点滴(抹消静脈)編~

点滴の自己抜去です。

これは多いですね(冷や汗)。

点滴針が抜けているが
輸液は流れているので
衣類やシーツは
床もびしょぬれ。

点滴針が入っていたところは
出血、あちこちにも
血痕が・・。

絶句です。

あー大丈夫か―。
あーアクシデントレポートだー。。

勤務してるナースは
これからの対策を考えると
疲労感が倍増。

点滴の針が留置針で
針の金属部分を
プラスチック素材で覆っている
形状のものなんですが。

それをかゆいからといって
ポリポリかいて抜いてしまう

手首から覗いている
点滴の管が気になり
つい引っ張ってしまって
抜けてしまう

といったことが多いです。

患者さんの止血を確認し
シーツを変え、衣類を交換し
あたりの環境と整え
医師に報告し指示をうけ
傍らで患者さんを
看護師が常におり目が届く
ナースステーションに
ベッド毎搬送し・・。

医師からの指示が
点滴を再開であれば
点滴を再開する・・・。

再開でなければ
そのまま患者さんの状態を
見守っていく・・。

ピリピリとした
落ち着かない
勤務帯の幕開けです。

自己抜去その2~膀胱留置カテーテル編~

まず基本的な膀胱留置カテーテルの
おさらいです。

手術後で臥床生活を強いられる
あるいは尿閉などなんらかの膀胱機能障害が
ある場合に備える医療機器です。

膀胱内に尿道カテーテルを挿入し
膀胱内に達したところで
蒸留水を注入することでバルーンを
つくることで
カテーテルを抜けないように
膀胱内に留置する仕組みです。

膀胱留置カテーテルを抜去する時は
注射器でバルーンの中の蒸留水を
抜いて、膨らんだバルーンを萎ませてから
抜去します。

この場面は実際に
出くわした状況をイラストにしたんですが。

絶句も絶句でした。。

膀胱留置カテーテルって
バルーン内の蒸留水を抜かないと
抜けないんですが。

引っ張んたんでしょうね。

プラプラとバルーンを片手に持ち
「なんか抜けちゃったよ」と
無邪気に話された患者さんが
そこにおられました。

衣類やシーツ、床は
尿や血液で汚染されてました。

尿道口に出血や損傷がないか
確認し
あとは点滴自己抜去と
ほぼ同じパターンです。

患者さんの止血を確認し
シーツを変え、衣類を交換し
あたりの環境と整え
医師に報告し指示をうけ
傍らで患者さんを
看護師が常におり目が届く
ナースステーションに
ベッド毎搬送し・・。

点滴の場合も膀胱留置カテーテルの場合も
いずれにしても
患者さんが不穏な状態にあることには
変わりない。

治療が安全に行われるように
サポートするのもナースの仕事ですが
同時にこのサポートがナースの仕事の
最大のストレスにもつながっていると
思います。

医療機器管理が双方の最大ストレス

ナースはこの場面を見たら
アクシデントレポートを
記載します。

医師から叱咤されることもあります。

患者さんのご家族から叱咤されることも
あります。

その内容は正論であり
患者さんのことを思えばこそ当然であり
真摯に対応していますが。

こういう場面に出くわすたびに

予期せぬ事態というのが
あるのだなーと思います。

不可抗力という言葉が
あるのだなーと思います。

ほんとに心身ともに疲弊するし
虚無感に襲われます。

個人的に
手術を受ける場合
こういう医療機器を備える場合
こういった不穏な状態になり
思わぬ事態が起こることも
ありますよーと

説明し同意のうえで
医療機器を備えていただくような
制度をもうけてほしい。

医療事故はあってはならないことですし
ナースは医療事故防止に
人知れず色々な工夫や改善を
重ねてますが。

追い付かないこともあります。

お互いの立場を
思いやられる医療社会になってほしい。

そして
医療機器を備えるという事が
その人にとって大きなストレスを
抱えているということに
寄り添う医療社会であってほしいと
願わずにはいられません。


いかがでしたか?

日々忙しい毎日ですが
一日、一日無事に終わったら
それでよし。

ナースの皆さん
今日もお疲れ様でした!!

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