一人で出来ることはたかが知れている

シングルマザー

こんにちは!オカピです。

オカピは今年でシングルマザー
10年目です。

上の子ども3歳
下の子ども1歳の時に
離婚して
早10年の歳月が
経とうとしています。

シングルマザーという立場になり
色々なことがあり
色々なことを考えるようになりました。

鎧をつけていた離婚当初

オカピは幸い
ナースの資格を持っていました。

離婚して2カ月後
オカピは再就職しました。

この頃
オカピは人間不信の渦にいました。

元夫との
離婚に向けての度重なる
話し合いや
離婚に向けても諸手続きは
オカピの心と体を
かなり消耗しました。


こんなに
信じあった仲なのに
あっさり紙切れ一つで
終わってしまうんだ。


こんなに
元夫を傷つけて
私自身も傷ついて
今まで積み上げてきた
生活すべてを
捨ててしまうことに
なるのか・・。

こんな小さな子ども達から
「父親」がいないこと
にしてしまっていいのだろうか。


こんな気持ちが
「離婚届」を元夫と
二人で出した後も
ぐるぐるぐるぐる
渦巻いていました。


オカピは人が信じられないというよりも
「あれほど大事だと思った人との
人間関係を築けなかった。
全うできなかった。」


そんな自分に
自分自身に。

強い不信感を抱いていました。

自分という人間が
信じられなかった。

自分のことを
自分自身のことを
「YES」と言えるようになるまで
離婚してから
長い年月が
必要でした。


辛かった。

とても辛かったです。


ですが
「働かなくてはならない」
義務感だけありました。


新しい職場でも
淡々と
表情を出さずに
淡々と働いていました。

同僚ナースはみな子育て中の
ママさんナースで
オカピに優しくしてくれました。

しかし
オカピは全く心を
打ち明けられないままで、
下手な愛想笑いの中
8時間が過ぎていました。

子どもが病気になることにも溜息

仕事が終わり、子ども二人を
保育園に迎えに行く毎日。

下の子どもは病弱で
よく中耳炎にかかっていたので
保育園の帰りに
微熱っぽかったらすぐに
そのまま小児科へ直行。

案の定、小児科医師より
「熱がでてるよ。強い抗生物質を
出すから、それでも下がらなかったら
入院したほうがいいかも。」


またか・・・。


そして何日後に再診。
まだ熱が下がらない。

小児科医師
「入院したほうが
いいね。保育園や幼稚園は
集団だから病気をもらいやすいんだよね。」


総合病院に検査入院。


中耳炎と併発し
気管支喘息、気管支炎でした。


このパターンが
下の子どもが3歳になるまでは
定期的にありました。


その都度
仕事を休む日々。


当然、同僚にも迷惑かける他
パート勤務でしたので
収入にもつながりません。


息をはあはあして
寝苦しそうな子供を看病しながら
「なんでこの子は熱ばかり出すんだろう」と
恨めしくも思ったものでした。


熱が出ている子どもの前で
「また?」と
不満を漏らしたことも
あります。

最低だな・・・と
思いながら
イライラ打開することの
できない毎日。


「なんで熱ばかり出すんだ」
「お金がなくなるじゃないか」
「これ以上休んだらクビになるんじゃないか」

そんな負の思いが
ぐるぐるぐるぐる
渦巻いていました。



入院先では
保護者が必ず付き添いしなければ
ならないという決まりがありました。


下の子どもが入院していた時に
上の子どもは母に預けて
私は付き添って泊まっていました。



小さな小さな体に
点滴をつけられ
酸素テントの中で
苦しそうに
ぐったりしている
我が子を見た時は
涙が止まりませんでした。




いつもいつも
「これ以上
仕事休んでクビになったら
どうしよう」
という思いがありましたが


それ以上に病気になり
苦しそうな姿を見るたびに
「このままこの子が
死んでしまったら
どうしよう」


そういう思いの方が
強かったです。


それが一番怖かったです。



私が離婚したから

きっと罰が当たったのか。

何の罪もない
下の子どもに
罰が当たったのか

そうも思いました。

出口のないくらい
トンネルを
親子3人で歩いている

まさにそんな心境でした。


その時に
お金がなくてみじめでも
子どもが病気の時は
必ずついていこうと
誓いました。


意外と人は親切

入退院を繰り返すたびに
落ち込みはしましたが
下の子どもの体質が
なんとなくわかりだしました。

それで
季節の変わり目には
肺炎球菌の予防注射を打ち
吸引器や吸入器を
アマゾンで購入したり
出来る対策を行いました。


職場では
「休んでばかりで申し訳ない」という
思いが強かったので
真面目に淡々と
仕事をしていました。

すると
あるベテランナースから
「オカピの子どもさん
中耳炎なんでしょ。うちもなのよ。
なんか気をつけてることってある?」と
聞いてくれました。

そこで普段取り組んでることを
ボツボツ伝えると
「えー!!やっぱり
予防注射って打った方がいいのかな?」
「吸引器買ってるんだ!すごい!」
など色々話を聞いてくれました。

そこで
ベテランナースが
「オカピ、中耳炎詳しいから
オカピに聞くといいよ。」と
周りのナースに話してくれたのを
きっかけに
だんだんと輪がひろがって
いきました。

今思えば
ベテランナースや
周りのナースのやさしさだったと
思います。


それから徐々に
ママさんナースと
交流があり子ども同士で
遊ばせる機会に
恵まれました。

子ども達も
嬉しそうに笑顔で
楽しんでいる姿をみて
連れてきてよかったなと
思いました。


臆さずに少しずつ
自分から鎧を外し
飛び込んでいくのも
時には必要なのかもしれません。

お金が9割は解決する

シングルマザーは一人親であり
世帯主でもあります。

なので
子どもが幼少期には
子どもが病気で寝込む場合
看病するものが
世帯主しかいないんですね。

当然、世帯主は働けませんから
その間の収入はゼロになります。


すると
日々の生活費、家賃、光熱費などなど。
出費がかさむに対し
払えないと生活ができないんですよね。

オカピは元夫から
養育費をもらっていないのです。

これに関しても
色々手続きを行いましたが
難しい状況にあります。


離婚した側の
養育費未払いは8割に達すると
言われています。


お金があることというのは
心の余裕につながると思います。

心の余裕があってはじめて
色々なことを
冷静に発信できると
思います。



お金がないということは
心が荒むと思います。


今まで深く考えたことが
なかったオカピですが
シングルマザーという立場になり

「お金が9割のことを解決する」というのは
本当だなと確信を持ちました。

心を閉じずに徐々に開いていこう

オカピは人づきあいが苦手です。

子育てするようになってから
ママさん達に心揺れることも多く
あります。

「あれ、今嫌味言われた?」と
後になって気づくことも
あります。

ですが、子育てするようになってから
「なんでもいいわ」と
思うようにもなりました。

オカピの周りは
シングルマザーがいないので
周りのママさんは
オカピの立場は分からないのが
当然です。

そこに対して
傷をえぐるような無神経なことを
言ってくる人もいます。

ですが
そういう人、ああいう人
色々な人々いますが
いちいち気にはしないように
しています。

深く付き合わなければ
よいだけなのです。



ですがそんな嫌な人にもきっと
何らかのところで
子どもがお世話になっている
どこかでお世話になっています。

完全にドアを閉めるのではなく
少し戸を開いた状態で
付き合っていけばよいかと
思います。


たかだかオカピは
一人の人間なので
出来ることなんて
限られています。

それならば
「お願いします」と
お願いしたほうがいいです。

子どものためになります。

何かしてもらったら
「ありがとうございました!」と
お礼を忘れなければ
いいのかなとも思うし
できることで
無理なく恩返ししていけば
良いのだと思います。


心がけているのは
「自分から悪口を言わない事」
「メールの返事は必ずすること」など
当たり前のことですが・・。

人それぞれなのかもしれませんね。

シングルマザーというと
色々なことを背負わなければなりません。


そして一人で育てるという
責任があります。

先は長いです。
ゆっくりぼちぼちいきましょう。



鎧もありますが
すこしずつ心をほどいて
周りにも助けてもらいながら
長く働けるように健康を
保っていきましょうね。




いかがでしたか?

オカピはシングルマザーまたは
一人親歴11年です。

この記事を読まれている
シングルマザーの方
離婚を考えていらっしゃる方
さまざまな境遇の中に
おられるかとおもいます。

何らかの参考というか
共感できる記事を目指しています。

この記事が
あなたの心のガス抜きに
なってくれることを
願ってやみません。

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