ナースとしての日々~新人時代~

ナースとしての日々

こんにちは!オカピです。
ナース歴21年です。時折ケアマネもしています。
ちょこちょこ寄り道が多い職歴だらけの
ナースです。

オカピはシングルマザーになるまでは
循環器科病棟一筋で働いていました。
その後も精神科病棟、特別養護老人ホームで働き現在に至ります。

看護師の働く場所ってさまざまですよね。

看護学校卒後一年目は、
おおかたのナースは就職先に
病院を選ばれるのではないでしょうか。

オカピも迷わず病院を選びました。

卒後ホヤホヤの新米ナースは
巣から飛び立ったヒヨドリみたいなもの。
ヨチヨチ歩きで心もとなく頼りないのです。

それこそ先輩ナースから
叱られたり注意されたりがほとんどで
来る日も来る日も勉強や残業の毎日、、。

どんな世界でもそうですが
その仕事の特性を覚え一人前として
お給料をいただくからには
プロフェッショナルな責任ある
仕事ぶりが求められますよね。

ナースもそうです。
ナースは人の命を扱う仕事。
そりゃ先輩たちも厳しくなります。
(と年取ってからようやくわかることもあります。)

こんな晴れ晴れしい顔になるのに
成長の遅いオカピの場合は一年かかりましたよー。

そして患者様相手のお仕事ですから、
当然看護技術も習得しないとなりません。

医師の指示をもとに
持続静脈輸液療法(一般的には点滴といいます)
などもその一つなんですが、、。

オカピは不器用で不器用で、、。

点滴の中にビタミン剤など
薬液を注入する作業があるのですが、
その一連の作業に
薬液アンプルを開放して
注射器で薬液を吸い上げるという
細かい作業があります。

オカピはいつもこの薬液アンプルで指を切っていました!

オーマイガー!

それも毎日毎日、、。
絆創膏だらけの指で
泣く泣く点滴を作っていました。
見るに見かねた先輩が
いつもコツを教えてくれるのですが、
なかなかうまくいかない日々。

こんなんでこの仕事やっていけるのかな・・。
やめようかな・・。

なんてよく思っていました。

看護師として働かれている皆さんも
オカピほど不器用ではないと思いますが、、。

多かれ少なかれ、
看護師としての仕事を続けていくのに
自信を失いかけたことはあるのではないでしょうか。

自信を失いかけた時、なんとかまだ頑張ってみよう。。

そう思われたきっかけや動機ってなんでしょうか?

  1. 患者様から信頼を得るなど成功体験を得られた。
  2. 同期が最高!励ましあえる人間関係がある。
  3. 目標とする先輩ナースがいるなどロールモデルの存在。
  4. 奨学金を返済しないといけない。
  5. 勉強し知識が増えることで系統的に理解ができ楽しさが増えた。
  6. 世帯主として生活費を稼がないといけない。
  7. ・・・etc.

いろいろありますよね。

オカピの場合はとにかく同期が仲良かったこと、です。

同じ悩みをもち、またどんなに失敗しても
自分を肯定してくれる同期がいることは
とても大きな励みになりました。

新人時代は
仕事自体についていくことがまず一番で、
患者様との成功体験エピソードや
勉強し知識が増えることで楽しくなる、、
というのは個人個人でペースがあると思います。


「ただ目の前の仕事をこなしていく」
ということだけでなく
将来的に自分はどのようなキャリアを
形成していきたいのか?
そのためには今自分はどの段階にいるのか?
という「未来」を意識することが大切だと思います。

なにをしている時に
「楽しい」と感じることも大切ですよね。

ちなみにオカピは細かい話ですが、
アルコール綿をいかに取りやすく
瓶いっぱいに補充している時が
とても楽しかったです。

ほんとに些細なことですよね。。。

ナースという仕事は
自分の存在意義を見出しやすい仕事なのかと思います。
自分の存在意義を
否定されるところで働くことは
とても辛いことです。
オカピにも経験があります。

職場環境がつらい時には、
自身のキャリアをどのようにしていきたいか。
自分はどういうところで楽しいと感じるのかを
振り返ってほしいと思います。

ナースは職場環境に大きく左右されがちですが、
それでナースを辞めてしまうのはもったいない。
辞めたとしても
違う職場でもう一度
ナースとして働いてほしいなと思います。

そして看護師という仕事は終わりがありません。
資格をはく奪されない限り、
ナースとして働くことや進学する、
ナースとしての基礎的な知識や技術が
習得できれば可能性は多様に広がります。

きっとワクワクが見つかりますよ!


新人時代はとかく余裕がないもの。
ですが一生懸命に働いていれば
きっと何か見つかると思います。

いかがでしたか?
誰にもある新人時代。
焦らずたゆまず
「こういうことしている時がとても楽しい」
「こういうナースになりたい」
ということをいつも心に抱いていきましょう。

ナースの数だけ
様々なナースの姿がたくさんあってよいはずです。

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