ステロイドとの付き合い方

子育てについて

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしています。
シングルマザーでもあります。

今回は上の子(=1子と呼称します)が生後まもなくから
9歳ごろまでお世話になった
ステロイド外用剤について
思う事を書きたいと思います。

良かったらお気軽に読んでみてくださいね。

生後2月目で原因不明の肌荒れ

2007年の秋に1子は誕生しました。
産声も大きな子どもで発育も順調でした。

生後2か月ごろにほっぺたをはじめ
肘やおでこなど顔全体に
赤いぶつぶつができ始めました。
小児科や皮膚科受診しましたが
原因ははっきりと分からずじまい・・。
湿疹は一向に減ることなく
ひどいところは皮がむけていました。

よく
赤ちゃんのようなつるつる
たまご肌とか言いますが、
1子に至っては
全くそのような肌とは
無縁の状態でした。

ステロイド剤は断固として
反対していたオカピ。
なので、助産師さんや
小児科、皮膚科の医師や
周りの先輩ママさんに色々
聞きまくりました。

皮膚科の医師からは
受診ごとに母乳と
使用する粉ミルクの成分を
5㎖ほど提出し
アレルギーがないか調べていただきました。

特に有益結果は
出てきませんでした。

商標名「太白胡麻油」を薄く塗るといいよ!と
アドバイスされれば、それを購入し塗る。

陽に当てないほうがいいと言われれば
外出時は帽子をかぶせ、日陰の位置に
なるよう駐車する。

低刺激性の保湿剤を
皮膚科おススメのものを
購入し塗る。
「亜鉛華軟こう」という軟こうを
皮膚荒れた部分に薄く塗るなど
していましたが、全く改善されませんでした。

改善されないどころか
悪くなる一方でした。

かゆいのか皮膚を触っては
泣いたりしている1子をみて
「ああ辛いよね。ごめんよ1子・・。」と
途方に暮れていました。


小児科や皮膚科の医師からは
「アレルギーというわけでもなさそうだし・・。」
「そもそも生まれて間もないから
アレルギーと判断するのも
難しいんだよね・・。」と。

「お母さんは抵抗あるかも
しれないけど、弱いステロイド軟こうを
処方するから、薄く塗ってみてください。」
と言われステロイド剤を処方されました。

生後3カ月目でアトピー性皮膚炎

とうとうステロイド剤を
1子に塗ることになるのか・・・。
嫌でしたね・・・。

医師の記載されたカルテを
ふと見ると
「診断名:アトピー性皮膚炎」と
ありました。

ええええ!!
わが子がアトピーか!!
ダブルショックでした。

あとで知ったことなのですが
「アトピー」というのは
ギリシャ語の「 atopia 」から由来し
「原因不明」という意味なのだそうです。

落ち込むオカピに
元夫は「まだ幼いんだから
大きくなるにつれて改善するかも
しれないよ」と励ましてくれました。

元夫のご両親も
「大丈夫大丈夫!元気だし
大きくなっている!」といつも
可愛がってくれました。

オカピの父母兄弟も
「オカピが母さんなんだから
あんたがそんなに落ち込んだら
1子が可哀想でしょうが!!」と
しょっちゅうたしなめられて
いました。

周囲の皆に励まされ
恐る恐る処方された
ステロイド軟こうを
1子の肌にうっすら塗る
オカピ・・・。

ああ!!
ついにステロイドの
お世話になるときが
生後僅か3か月で・・・!

という思いでした。

するとどうでしょう。

みるみる1子の肌は
改善され、赤身も減り
ぶつぶつもなくなりました。

ステロイド剤の副作用もなく

「早く塗っとけばよかった・・・」

というのがその時の
オカピの正直な心境です。

その後も保湿剤を欠かさず
塗布しつつ、冬場になると
乾燥傾向がひどくなり湿疹が
広がってきたところに
ステロイドを薄く塗る

という方法を8歳ごろまで
続けていって
9歳ごろからは
肘や膝うらにたまに出てきて
顔部分は殆ど消えています。

ステロイドはなぜ怖いのか?

オカピはナースという仕事柄
良く調べもせず
「ステロイド」というだけで
「厄介な薬」というイメージが
離れませんでした。

ですが
1子がステロイドの
お世話になると知り
そもそも
ステロイドはなぜ
怖いのか?を知りたくなりました。

ステロイドとは
ご存知のように
「副腎」という臓器でつくられる
ステロイドホルモンを
配合した薬のことです。

ステロイドには
免疫抑制作用というのがあります。


この免疫抑制作用というのが
少々厄介なのです。

これは例えば
ウイルスなどの感染した
可能性の高い皮膚症状に
使用すると、一気に
ウイルスや菌が増殖し
悪化してしまう恐れがあるんですね。

つまり皮膚症状が
ヘルペスや帯状疱疹、
真菌症、水虫による
かぶれなどであれば
ステロイド剤を使用すると
症状が悪化するということに
なります。

それゆえにステロイドは
恐れられていたということ。

加えて
ステロイドは
「抗炎症作用」
「抗アレルギー作用」というのが
あります。

なので
使用方法、量を間違えなければ
ステロイドは有用な薬と
言えると思います。

信頼できる医師を持ちましょう

オカピの1子は生後2カ月から
皮膚科医師のお世話になり
オカピと子達が引っ越ししてからは
引っ越し先で医師をみつけ
お世話になっています。

ちなみに
現在の1子の主治医は
皮膚科医でも小児科医でもなく
外科の先生です。

かなりこの主治医に
たどり着くまで
遠い道のりでした・・。

丁寧に診てくださいます。

医師との診察は大事です。

少しでも言いにくいなとか
ほんの些細なことでも
相談してみたいなとかあれば
思い切って話してみてください。

その結果
怒られたり、冷たくされたり、
あなたが親として
責められているような
ひどいことを言われっぱなしの医師との
付き合いは金輪際

やめてしまいましょう。

良い先生というのは
患者さんのことをよく考えてくださいます。

なのでコミニュケーションが
とりやすい先生を
探してみても
良いと思います。

いかがでしたか?

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