ミニバスケットボールを通して保護者の思い

子育てについて

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしている
シングルマザーです。


今回は
子どもが習っていた
スポーツ少年団の
経験から

スポーツを続けることと
子どもの
モチベーションを維持する
保護者のかかわりなど
思う事を書いていこうと思います。

良かったらお気軽に
読んでみてくださいね。

2年生から続けたミニバスケットボール

オカピの子どもが
小学生時代の話です。



子どもは小学校2年生から
6年生まで
ミニバスケットボールを
していました。

ミニバスケットボールのチームは
保護者さん同士の運営で
成り立っているのです。

有志ある大人達(ほぼ
保護者)のボランティア活動で
オカピの地域のスポーツ少年団は
成り立っています。


今はコロナウイルスの騒動で
試合はおろか練習さえも
自粛で少なくなってしまいましたので

それまでの
ハードスケジュールであった
毎日が今では
嘘のように
跡形もないのが
少し寂しくもありますが、、、。


ミニバスは
ウイークデーの3日と
土日に練習があり
月1~2回は練習試合
もしくは公式試合があって
ずっとバスケ漬けの毎日でした。

試合や練習などは
暗黙の了解で
「全員参加」という
雰囲気があり。

否応なく
参加が義務のように
なっていたのこともあり
子どもも日課のように
休まず参加していました。

楽しそうに過ごしていた
子どもをみるのは
オカピにとっては
救いでもありました。

それでオカピも
「まあついていく」
というスタンスでした。

熱い保護者さん達との温度差

ただこのオカピの
「まあついていく」という
スタンスが
周りの保護者さんの間で
不評を招いていたのでしょう。


子どもがミニバスを
習い始めた1~2年は
オカピは
保護者さんの間で
かなり浮いていました。

決まりごとがいつの間にか
決まっていたり。

話題に入れなかったり。

試合に引率時も
周りの保護者さん達同士で
色々なことを
し始めて
分からないオカピは
ついていけなかったりと。

さえない思いを
沢山してきました。


きっと
他の保護者さんから見たら
オカピは
熱心でない親に見えたのでしょう。


強いチームであったので
勝ち進むことが当然としている
チームであったためか
保護者さん達の熱意は
相当なものでした。

親御さん同士で
試合の流れや
相手チームとの戦略などを
語り合う事も多く見られました。


オカピは
「すごいですよね」と
感動はしていたのですが。
その波に入っていけず。

どこか
「あーあ、勝っちゃったか」
「また土日続けて試合だから
休み潰れるな」
「また子どもらと
海に行けないなー」とか
そんなことを考えていました。


そんな心の内が
バレバレだったのでしょう。


かなり浮いていましたね(笑)。

ミニバスに引率することは
とても苦痛でありました。

子どもが同じチームの子ども達と
楽しくバスケをしている姿に
何も言えず。

ただただ何も考えず
協力はしていこうと
心に決めていました。

すると1人、2人と何かと
さりげなくフォローしてくれる人がいて。
オカピの子どものことを
しっかり可愛がってくれていたので
続けていくことが
出来たのだと思います。


ですがオカピにとっては
苦痛の日々であったので。

子どもが「やめたい」といえば
すぐに退団しよう!と
思っていたのですが。

なかなかやめたいと
言わないんですよね(苦笑)。


やはり一致団結しているところに
一人だけ白けている雰囲気を
もった親がいると
覇気がなくなるんだろうなと

そう思うことにし
やり過ごしていました。

そのうち
熱い保護者も
子ども達の卒団とともに
いなくなりました。

熱い保護者と勝敗は比例する

だんだんと
オカピと同じように
「子どもが楽しいから
ついていく」という考えの
保護者さんが一人、二人と
増えてきて
オカピのミニバスストレスも
かなり減ってきました。


保護者さんたちが
無理せずにやっていこうと
いう雰囲気になって

オカピはかなり
楽になってきました。

熱い親御さんも
少なくなってきました。


ですが
その保護者さん同士の
雰囲気がフラットになれば
なるほど

試合に勝ち進んでいくことは
なくなりました。

子どもが5年生の時でした。

熱い保護者さん達が
全盛期のころは
県大会に出場するのは
当たり前。
3位以内にエントリーすることが
ほとんどでした。

県大会にも出場できない
という事態になりました。

勝てると思っていた
子ども達も
試合に負けたことで
かなり落ち込んでいました。

オカピも
あれだけめんどくさがっていたのに
さすがに落ち込みました。



やはり
ある程度
スポーツというのは
(特に小学生など幼いうちは)、
周りの大人たちが
熱くのめりこみ
子どもに熱を注がないと
勝てないのだろうと
思っています。



もちろん
必ずしも
そうであるとは
限りません。
これはあくまで
オカピの体験上の話です。


小学生というのは
色々なことに
揺れ動く時期であり
なかなか集中力が続きません。

楽しいことに
目移りしやすい時期であり
嫌なことはしたくない。



そんな時期の子ども達の
やる気スイッチを
いかに親が押していくか、
ということに
熱心な親御さんが
オカピのことを
ないがしろに(笑)した
熱い保護者さん達だと
今は思います。

ある日突然やってくる、子どものやる気スイッチ

オカピは
全く子どもの「やる気スイッチ」を
押していなかったので(笑)。


朝昼晩ご飯をしっかり食べらせる
しっかり眠らせる
という最低限のことだけしか
していなかったのです。


オカピは子どもに
改めて聞きました。

試合に勝ちたい?と。

すると
「まあそりゃ勝ちたいよ」

「私は下手だから試合に出れないけど」

「勝った方が色んなチームと
対戦できるし、試合も見れるし」

と。

この時に
オカピはかなり猛省しました。

子どもは「ただ楽しい」から
バスケをやっていたわけではなく
「試合に勝ちたい」という気持ちも
「試合に出たい」という気持ちも
いつの間にか芽生えていたんだ、と。


そういう事にも気づかずに
「自分のこと」に
こだわっていたオカピは
親として気恥ずかしくなりました。

子どもの成長は
あっという間。

「やる気スイッチ」を
見つけていこうと。


それからオカピは
少しバスケットボールのことを知ろうと
休日などを利用し
子ども達とバスケで遊ぶことにしました。


子どもはオカピが
恐ろしくバスケが下手なことが
楽しくて仕方ないといったようで
色々な技をしかけてきました。

自主的に練習量も
増えました。


そうすることで
苦手なドリブルワークが
少しだけ上達してきて
プレイにも
自信が出てくるようになりました。

公式試合などは
他のメンバーとの実力差があり過ぎて
出られないことばかりでしたが。

練習試合には
出してくれるようになり
その効果もあるのか
表情も明るくなりました。


その甲斐もあって
オカピの子どもが
6年生の時
チームは
県代表に選ばれました。

「楽しい」「好き」という気持ちだけでは勝てないが、一番大事なこと

どのようなスポーツもそうだと思いますが
「楽しい」「好き」というのは
一番重要だと思います。


何かを続けるために
モチベーションを上げるために

「楽しい」
「好き」

これは基本だと思います。



ですが
それに加えて
「勝ちたい」
「優勝したい」ということになると

「偶然勝った」みたいなサプライズを
のぞいて
「勝つ」ための戦略や
強豪チームとの接戦などが
必要になってきて
これには監督、コーチ意外に
親の姿勢も必要になってくると思います。

それだけ親は大変ですが
必然的に
練習試合は増えてきます。

もちろん
保護者の引率ありきです。

左からのドリブル攻撃しか
できないので
右側が弱いとか。

背が低いため
出来るだけ
膝をつかって
低い位置で
ドリブルして
抜いていこうとか。



子どもの特徴や弱点を知って
それを強化していく

ことが大事になってきます。

「勝つことでどんな世界が待っているのか」
「強いチームと対戦することで
どんな経験が出来るのか」
「負けることがどれだけ悔しいか」
「試合に出られないことで
どれだけバスケが好きか」

などの未知な世界が待っています。

その未知な世界は
とても魅力的です。

ちょっときざな表現をすると

親も想像もつかない
大きな魅力的な世界は
「成長」というプレゼントを
子どもに与えると思います。

そこではきっと
ふがいない思いを
するでしょう。


コーチに怒鳴られて
悲しく悔しい思いをすることも
あるでしょう。
見えないファウルをとられて
悔しい気持ちのまま
試合が終了することもあるでしょう。



その時に
「好き」
「楽しい」という気持ちを
子どもに
忘れないで持ち続けてもらう。

子どもが経験する
挫折の後に
「好き」
「楽しい」という気持ちを
持ち続けてもらう。


これこそが
親の役割だと
今は思っています。


子どもが2年生から6年生まで
続けたミニバスケットボールの生活の
様々な体験で
オカピもある意味
「熱い保護者」に
なったなと思います。






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