ナースの離職率高さは同調圧力にあり?定時でおわることは悪になっているナースの風潮

ナースの特性

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしている
シングルマザーです。

オカピはナースの仕事を
しているんですが。
さまざまな職場があります。

その中で
ナースの業界にありがちな
同調圧力について

この同調圧力が所によっては
きつすぎて
離職の原因にもなっているのではと
思います。

そのことについて
掘っていこうと思います。

ナースにありがちな勤務時間変わりめに事件あり

これはナースの業界あるあるだと
おもうのですが。

ナースの仕事って
人相手だから
突き詰めれば
終わりがないんですね。

つまり
自分が担当している患者さんで
日勤帯では特に状態変化もなく
体調安定していたけど
いきなり急変したと

こういうことって
あるんですよ。

もちろん誰の
責任でもないんです。

つまり
8時半から17時までの日勤帯では落ち着いていた患者さんが
17時半に夜勤者が巡回した時に
ベッドから乗り越えて転倒していた
ということはあるあるなんですね。

こういう状況は
誰が対応するのか?

もちろん
夜勤者なんです。

ただ
夜勤は3人といきなり
人数が減りますから
日勤帯で受け持ちしていた
ナースが対応することも
多々あることなんです。

これはあくまで
好意みたいなものですね。


で、ここからが
看護師あるあるなんですが。

例えば
夜勤者のナースが先輩ナースで
日勤帯の受け持ちナースが新人、もしくは
後輩ナースだったら。

この転倒していた患者さんの対応すべてを
日勤帯の受け持ちナースが請け負う事も
多々あることです。

しかも
夜勤者が「〇〇さん倒れてるんだけど
最後にラウンドしたのいつなの?」と
キレ気味に話す先輩ナースも
たまにいます。

患者さんの不穏は常時あること。対応するのに勤務終了者まで「残れ!!」の雰囲気




なんつうの。

夜勤ナースが少ない人数で
巡回するので
しょっぱなにこういうことあったら
ある程度協力するって気持ちも
わかりますよ。

だけど
後輩ナースには
何の落ち度もないですよね。

起きてしまったことは不幸ですが
仕方ないんですよ。

特に入院生活に慣れない
高齢者さんとかにあるあるなんですが。

夜中になると錯乱して
点滴を引っこ抜いたり
自宅と間違えて歩けると思って
歩いて、転げたり
おしっこの管が不快で
おしっこの管を抜いて出血したり・・・。

ひょえーということが
あるんですね。


こういう事態が起きないためにも
色々な対策がなされているんです。

決していいわけではないし
ご家族からしたら
病院は何してるの?て
怒り心頭はごもっともなんですが・・。

現場にいる職員は
本当につらい状況なんですね。


こういう事態が起きたのを
前勤務者のせいにする風潮が
ナースの業界ではあるんです。

残れ!!て圧力も半端ないです。

定時で終わる努力は認められず、残っているナースが一生懸命な風潮

オカピは循環器病棟で
忙しい所で働いていました。
手術、検査、緊急入院が
せわしくある所で
医療機器依存度の高い
患者さんも多くおられました。

それだけに
考えて回ってました。

どうやったら定時で
終わるか!


これを考えて動くと
色々なことを逆算して
考えます。

まず定時時間30分前に
出勤し、
今日の受け持ち患者の数をチェックし
患者さんの情報収取から始め
つぎに
受け持ち患者さんの行われる
検査、処置、その日に行われる
点滴などをチェック
それらをタイムグラフに
書いていき
終わったらチェックしていく方法で
やってました。

看護師の仕事は
準備が8割だと思います。

備えあれば憂いなしとはいったもので
看護師の仕事は
まず備えを十分にしておくこと
情報収集をきちっとしておくこと
点滴の投与する時間、処置を
行う時間を間違えない事

などをきちっとしておけば
時間を生み出せるのです。

その時間を患者さんの話を聞く時間に
持って行ったり
他ナースの仕事を手伝える時間にもっていったり
緊急に備えたりなどできます。

おかげで
自慢になりますが
オカピは残業30分以上行ったことが
16年間病棟ナースをしていましたが
一度もありません。

たいてい
定時で終わっていました。

絶対に終わるんですね。

けど楽しているわけではないんです。

すごく考えて動くんです。

だけど
得てして早く終わって
定時で帰ると
あまりいい顔されないんですね。

それどころか
残っているナースの方が
一生懸命働いている
風潮になる・・・。

残っているナースのことを
否定はしませんが
定時で終わるナースも
かなり一生懸命働いてるんですが。



これもナースの業界あるあるだと思います。

同調圧力についていけないナースが離職してしまう現実

みんなが大変な時は
協力しよう。
みんなが残ってるときは
協力しよう。
緊急事態があったんだから
残って手伝えよ。


みたいな雰囲気が
同調圧力が
半端ないです。

いやもちろん
協力は大事です。
協力しますよ。

だけどそれと同じくらい
定時で仕事を終わらせるという
方向に組織がもっていかないと
オカピはいけないと思う。

残業内容を吟味するとか。

看護師それぞれの資質を検証するとか。


休みはしっかり休んでもらうとかね。

受け持ち患者さんの
ケア度を考えて
割り振りするとかね。

頑張っているナースが
毎日継続して働けるように。


新人ナースや
よそから来た経験者ナースは
こんな残れ!!みたいな雰囲気は
嫌になると思います。

特に
子育て中のナースは
早く帰りたいですよね。

残れないですよね。
子どもさんが待ってるから。

オカピは
残業代もらうくらいなら
早く帰りたい!!てタイプなので
超過勤務も取ったことないです。

世帯主になった今も
お金は必要ですが
残業代をもらうくらいなら
早く帰りたい。

ダラダラ(失礼)
残って夜勤帯の勤務外の時間まで残って
ダラダラナースステーションでしゃべってる
同僚の気が知れませんでした(笑)。

今の訪問看護の仕事も
極力残らず帰っています。


たまに事務所に残っていると
「珍しいですね。」と
嫌味なのかどうなのかわかりませんが
言われます(笑)。



いかがですか?

ナースの仕事は
今も昔も大変なことには違いないと思います。

ただ
いつの時代も
看護師不足と言われていますよね。

その不足の原因は
こういったナースの業界あるある
残るの当たり前
残業は美徳みたいな
変な風潮が
そうさせているのだと
オカピは思っています。

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