いつかは行く道

高齢者社会

こんにちは!オカピです。
ナース歴21年です。

現在訪問看護で働いていることもあり
高齢者の一人暮らしは
色々考えさせられる
日常を送っています。

今回は高齢者社会である
日本の今後について
思う事をお話ししたいと思います。

良かったらお気軽に
読んでみてくださいね。

増える一人暮らしの高齢者

日本は超高齢化社会です。
核家族化が進み、地方に残る
高齢者だけでなく
都市部にまで影響が及んでおります。

一人暮らしの高齢者は
必要な方は介護保険の認定をうけ
介護保険サービスを利用し
立派に暮らされています。

その一方で
ご近所付き合いが希薄で
自宅で倒れていたが
誰にも気づかれず、
訪問介護さんや訪問看護など
サービスが介入されたときに
倒れたまま発見される
なんてことも
日常的にかなり多くあります。

自助・互助・共助・公助とは

福祉の言葉で
自助・互助・共助・公助というものがあります。


公助というのは国の財源で賄う公的な
高齢者福祉事業のことです。

共助というのは介護保険や医療保険などで
行われるサービスのことです。

いずれも国民の税金などからの国の財源による
事業の政策です。

ですが、どんどん国の財政は厳しくなる一方。

医療保険や介護保険サービスだけでは
追い付かなくなり
今後は自助、互助の力を強く
主流になってくるように
政策が勧められている現状です。

これはどういうことかというと

自助⇒一人で生きていく、自分のことは自分でなんとか
する力。

互助⇒身近な近所の人たちやボランティアと
助け合う力。

そのものを指します。

昔なじみのご近所づきあいを活かし
また民間のサークル活動などやボランティア活動で
助け合って自宅で元気に
暮らしていきましょうよ!

という流れになっているのですね。

オカピもこれからは
互助が大事になってくるかと
思います。

ですがこの動きは
現代社会から少し無理があるなと
思っています。

希薄な近所づきあい・自治会の脱退

ちなみにオカピのご近所さんは
オカピ家族と同世代の家族は
数えるほどしかおらず。
殆ど独居高齢者です。

隣の人は何する人ぞ、です。


今は回覧板で
訃報を載せることも少なく
気が付けばご近所さんが
3か月前にお亡くなりになったことを
地域の一斉掃除などで
その事実を知ったなんてことも
ざらにあります。

自治会というものもありますね。

ですがこの自治会も
年取って当番などの役回りが
出来ないというご理由で
脱退される方々も
たくさんいらっしゃいます。

オカピら若い世代が
自治会を切り盛りするのが
道理にはあっているのかも
しれません。

しかし若い世代は殆ど共働き。
そこに子どもの習い事や塾の送迎
大忙しです。

とても自治会の活動まで
担えません。

互助を活発化させる仕組みづくり

自治会にとらわれず
もっと効率の良いコラボレーションは
ないものかとオカピはぼんやり
考えています。

また自治会の役割を合理化していくことも
共働きの多いオカピ世代にとって大事なことと
思われます。

オカピは子どもがスポーツをしているので
週末はスポーツの引率で潰れます。
スポーツ団体の先に世代を超えて
地域のつながりを活性化させる
活動があるといいのになと
思っています。

いつかは行く道

やはり我々も
いつかは年をとり
子ども達は巣立ち
一人で生きていかなくては
なりません。

いつかは行く道です。

ピンピンコロリという言葉が
あるように
死ぬ直前までピンピン元気で
ころりと逝く死に方が
理想だといわれる方は
多いですが。

なかなかそういうわけには
いかないのだなと思っています。

いかに周りを巻き込んで
この高齢化社会に
対策していくか

おぼろげながら
いつも考えています。

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