施設でのナースのお仕事について

ナースの特性

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしています。

今回は高齢者の入所施設での
ナースのお仕事の
特徴について書いていきたいと
思います。

良かったらお気軽に
読んでみてくださいね。

さまざまある高齢者の入所施設

超高齢化社会である日本。
現在日本では様々な
高齢者の暮らされている施設が
あります。

代表的なのは
特別養護老人ホーム(=特養といいます)
という
要介護3以上の高齢者が暮らされる
施設です。

特別養護老人ホームでの
ナースのお仕事にご興味ある方はこちら
→終の棲家である施設での日々


今回はそのほかに
①有料老人ホーム
②老人保健施設
③グループホーム
について特徴とナースのお仕事について
書いていきたいと思います。

有料老人ホームと特別養護老人ホームの違い

有料老人ホームって聞いたこと
ありますか?

よく「有料老人ホーム」
或いは「介護付き有料老人ホーム」
など耳や目にされた方も多く
おられるかと思います。

有料老人ホームというのは
その名の通り
「有料」なんですね。

運営主体が民間企業なので
値段は民間企業の運営方針にも
よりけりですが特養よりは
高い費用が必要です。

費用は高いのですが
特養と違い、入所要件に
介護認定が必要ありません。

なので自立(介護認定を
受けていない人)の方から
どなたでも、その施設の
入所基準に合っていれば
入所することができるのです。

おまけに特養は
介護保険法で
看護師の夜勤業務というのを
要件に設けていないため
夜勤はありません。

有料老人ホームの場合は
24時間体制で見守り体制を
謳っているところも
ありますので、ナースが夜勤業務を
しているところもあります。

特養は地方公共団体や社会福祉法人が
運営主体で、要介護3以上の高齢者という
入所基準があるのに対し
有料老人ホームは民間企業が運営主体で
入所基準はないし誰でもはいれるが
入所費用が高価である・・・。

ざっくばらんにいうと
そんなところでしょうか。

大きく言うと
特養は介護保険法で職員体制が義務付けられており
ナースは3名以上設置が決まっています。
有料老人ホームは民間企業運営なのでその施設の
方針によりけりです。

ナースの役割は特養でのお仕事と
ほぼ変化はないです。
施設であり生活の場ですので。
ただ有料老人ホームの施設によっては
夜勤業務があるところもあるかも
しれません。

施設での職員主体は
介護福祉士さんが主ですので
こちらでも介護福祉士さんとの
連携が大事になってきます。

また「有料」ですので
入所者さんは「高額な費用」を
払い入所されていますので
わがままな方も中には
おられるのではないかと
思います。

老人保健施設について

老人保健施設って聞いたことありますか?
介護老人保健施設(=老健ともいいます)という
施設もあります。

この施設も地方公共団体や
社会福祉法人が運営している
介護保険法に基づいた施設です。

65歳以上の高齢者で
要介護1以上の認定が必要です。
主に医療ケアやリハビリを必要と
する要介護者が入居できる施設です。

特養との大きな違いは
特養は「終の棲家」である施設に対し
老人保健施設は「在宅復帰」を目的とする
病院と自宅の中間施設です。

入所可能な期間が
3か月から1年程度と短期間なのが
特徴です。

こちらの施設は
「医療ケア」が必要な方が入所するので
医師が常駐しています。
また「在宅復帰」を目的としたリハビリを
行う施設でもありますので
理学療法士や作業療法士などの
セラピストがおられることも
特徴です。

この「老健」でのナースの役割は
「医療ケア」が必要な方がおられるので
吸引が常時必要な方や
「インスリン注射」などが常時必要な方
などが入所されています。

なので「老健」にはナースの仕事は
夜勤体制です。
「施設」でありながら
医師も常駐しており絶えず緊急時は
医師と連携をとり緊急対応に
備えることができる
「医療」色のつよい所でもあります。

「特養」と比べると
医療依存度が強い入所者さんが
おられる分、夜勤もあることから
多忙になってくると思います。

グループホームについて

グループホームって
聞いたことがありますか?

グループホームとは
認知症高齢者を対象に
少人数で共同生活をする
施設です。

やはり入所要件があります。

65歳以上であり、要支援2または
要介護1以上の「認知症」と
診断された方である必要があります。

また専門的な細かいことをいうと
「地域密着型」というサービスになり
入所する施設と同一地域内の住民票と
住居であることが求められるなど
入所するに際し要件が細かくあります。

職員は「認知症」の方との介護経験が
ある専門的な職員さんが配置されて
ます。

また認知症が高度になり
「寝たきり」などになったり
医療的依存度が高くなると
グループホームは
「生活を共同で行う場」
ですので
入所を継続することができません。

その場合は「有料老人ホーム」または
「特養」などの施設に入所することが
求められてきます。

この施設に看護師の設置は
義務付けられてはいません。
ですが、年々需要が高まっており
配置しているところもあります。

グループホームは
「認知症」の方々が共同の
生活を営むことで
孤独にならず「認知症」の
症状の進行を予防することを
目的ともされているようです。

なのでナースは入所者さんと
「生活の場」を共にサポート
しながら、体調管理に
留意し、必要時医療と連携する
役割があると思います。

じっくりゆっくり
入所者さんと向き合いたい方
認知症の知識や経験を積みたい方は
とても良い仕事場だと思います。

いかがでしたか?

このブログの内容に対する
疑問、感想などございましたら
些細なことでもかまいません。
ぜひコメントをよろしくお願いいたします。

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