心臓オタクが語る心臓の魅力

心臓オタク

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしている
シングルマザーです。

オカピは看護師の仕事を
し始めて、21年になります。

オカピは21年間のうち
10年間は循環器病棟で
働いていました。

循環器病棟というと
心臓に疾患をもつ患者さんが
検査や治療、手術を行うところです。


とても楽しかったです。

オカピにとって
循環器病棟で働いていた日々は
まさに
青春でした。

循環器病棟で
メインとなる心臓という臓器。
とても面白い働きを
しています。

心臓はとても知れば知るほど
魅力的です。

心臓というと
「何となく苦手」
「難しそう」というイメージがあり
循環器病棟というと
敬遠される看護師さんや
看護学生さんは
多くいらっしゃるかと思います。


今回は心臓の働きを

これらさえ押さえておけば
大抵大丈夫!と

思われるポイントを
オカピなりの解釈で書きました。


お気軽に読んでみてくださいね。

心臓の4つの特徴



心臓という臓器は
全身に血液をおくる
ポンプの働きをする所です。

それだけに
その心臓に病気があると
全身に血液を送ることに
支障があるので
色々な弊害がおきます。

あと心臓の特徴なのですが
主に4つあります。

まず
一つ目
心臓の構成ですが
筋肉で出来ています。

二つ目
心臓は一定のリズムで
動いています。

三つ目
心臓には心臓全体を
覆う冠状動脈という
動脈があります。


四つ目
心臓には
心房、心室と
上下左右に分かれた
4つの部屋が肺動脈を
またいであります。




これらを
順番にオカピの解釈で
解説していきます。

心臓の筋肉にかかわる病気

まず一つ目
心臓は筋肉でできているということ。

手足や背中、お腹など
身体を動かす骨格筋などと
同じ筋肉なのですが。

骨格筋と心臓の筋肉が
違うのは
骨格筋
つまり手足や体を動かす筋肉は
自分の命令で、意識下で
動かすことができる
随意筋と呼ばれているものです。

これに対し
心臓の筋肉は
自分の意識下で動かすことができない
自律神経が支配している
不随意筋というものです。

人間が生まれてから
死ぬまで
心臓はずっと絶えず
動き続けます。



筋肉が
色々な理由で広がったり、
水がたまったりすると
筋肉の動きが鈍るので
ポンプの働きが難しくなります。

いわゆる
ポンプ失調という状態で

代表的な病気が
心不全、心肥大症、心筋症
という心臓の筋肉にかかわる
病気です。

これらの病気は
心臓超音波
心臓カテーテル検査
などで発見されます。

治療は
内服薬の投与や
バチスタ手術
心臓移植などがあります。

心臓は一定のリズムで動いている

二つ目
心臓は一定のリズムで動いています。

心臓を一定のリズムで動かす仕組みは
「刺激伝導系」と呼ばれる
電気信号を心臓全体に送る働きが
あります。

この電気信号を一定のリズムで
送ることで
心臓の筋肉は
一定のリズムで動いている
仕組みになっています。

この電気信号を一定のリズムで
送る過程の中で
何らかの障害が起きた時に
リズムが狂ったり
リズムが早くなったり
リズムが不定期になったり
などが起こります。

代表的な病気が
不整脈という状態です。

これらの病気は
「胸が苦しい」
「なんか気持ち悪い」
などの自覚症状もありますが
無自覚な時も多いです。

不整脈の発見は
心電図の検査でわかります。

治療は
内服薬の投与や
心筋焼却術という
心臓の筋肉を電気で焼き切るという治療や
ペースメーカーを植え込む手術などの
治療があります。

心臓全体を覆う冠状動脈

三つめの特徴は
心臓は心臓全体を「冠状動脈」と
よばれる動脈で囲まれています。

この冠状動脈は
心臓が休みなく
ポンプとして働き続けるために
十分な酸素と栄養を
筋肉である心臓に送る働きを
しています。

冠状動脈は
心臓全体を覆い
左右に分かれています。

右に一本
左に二本です。

この血管に
動脈硬化や炎症などが起きると
血管は狭くなり
また
血管がふさがったりして
心臓に栄養が行き届かなくなります。

この状態を
狭心症
心筋梗塞
といいます。

これらの病気は
「胸が苦しい」
「呼吸が苦しい」
「気分が悪い」
など自覚症状があることが
多いです。

心臓カテーテル検査や
心筋シンチグラフィなどの検査で
発見されます。

治療は
心臓カテーテルや
バイパス手術があります。

心臓にある4つの部屋

四つ目は
心臓には左右上下に分かれ
4つ部屋があります。


まず上側を心房
下側を心室といい
その二つが肺動脈をまたいで
左右に分かれているで
右心房、左心房
右心室、左心室
と4つに分かれています。

この四つの部屋の
主な特徴は
右心房、右心室は
静脈の血液を肺に返すこと
左心房、左心室は
肺でガス交換された動脈を
全身に送ること
の役割があります。

また
四つの部屋には
それぞれ扉があります。

一定のリズムで
扉が開閉し
血液を循環させています。


この扉は
四つの部屋は血液を
一連の流れで
送っているので
逆流しないようにする
役割があります。

ですが
何らかの障害で
これらの扉が
開きっぱなしだったり
開きにくくなったり
扉の幅が狭くなったりすると
血液の流れに
狂いが出てきます。

この状態が
大動脈弁閉鎖不全症
僧帽弁狭窄症

などがあります。

これらの病気は
心臓カテーテル検査
心臓の超音波検査
などで発見され

手術や
心臓カテーテル
などの治療があります。



いかがでしたか?

心臓のことを
沢山語ると
恐ろしく長文になってしまいました。


心臓の魅力というのを
もっとフランクな言葉で
心臓に興味あるけど
苦手っていう方や
看護師さん、看護学生さんなどにも
読んでいただけると嬉しいです。

心臓って
難しいと敬遠されがちなんですが
とても分かりやすく
面白い病気です。

他の臓器と違って
筋肉で構成されているがゆえに
色々な特徴をもつ心臓という臓器。


まだまだ書ききれていない部分も
たくさんありますが
今回はこの辺で。




またぼちぼち書いていこうと思います。


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