高齢者の困っていることは?

高齢者社会

こんにちは!オカピです。
ナース歴21年。時折ケアマネもしています。

今回は高齢者の介護問題について
シビアな内容ですが書きたいと思います。

良かったらお気軽に読んでみてくださいね。

長壽大国、日本

日本人の平均寿命は80歳を超えました。
長壽大国日本です。

介護負担
孤独死
独居高齢者の増加
などなど
社会問題にもなっています。

そんな中
入院費など医療費の高騰に伴い
在院日数の減少化が
どの病院も取り組まれています。

この背景は
自宅で生活することに
シフトを置き
家で暮らしながら
病気と付き合いながら
なんとか暮らしていこう
という日本政府の政策も
あるかとおもいます。

病院は病気を治すところ
治ったら退院しましょうね!


という流れに
日本の社会全体が
そうなっているのです。

そりゃ病院で入院しているよりかは
自宅に帰りたいですよ。
誰だって自宅で過ごしたいですよ。

だけど

退院したって
一人暮らしだし
頼るものもいない。

脚が不自由だから
一人で病院には行けない。

立っているのが
しんどいから
ご飯もつくれない。


年寄りは路頭に
迷えってことか!

退院したところで
元の健康状態からは
体力も気力も
落ちている高齢者。

どうすればよいのか?

そんな問題を解決するべく
出来ました!

1990年代に介護保険法制定され
介護保険サービスの活用が
始まりました。

介護保険ってなに?

いわば
自宅で元気とまではいかなくても
なんとか支えがあれば
暮らしていけるよ!


そんな状態を維持し在宅生活を支えるのが
介護保険サービスの活用です。

主に通所サービス
(送迎付きで昼ご飯、お風呂に入り人と交流する

あるいはリハビリを行う)
訪問サービス
(来てもらい掃除や料理を手伝ってもらう、
あるいは体調管理やリハビリに来てもらう)
住宅環境整備にまつわるサービス
(歩行器や手すりをかりる。段差を解消する。
お風呂の安全イスを買うなど)
などがあります。

※サービス活用にそれぞれ基準条件があります。

介護保険サービスは
認定をうけないと
公費負担でサービスが
活用できません。

意外と知られていない介護保険

日本人の高齢化率は
目覚ましい勢いで着々と進んでいますが
この介護保険について知らない人もかなり
多い状況です。

65歳以上になると
住所地の自治体から
介護保険証が発行され
自宅へ通知が届きます。

介護保険証は
介護保険サービスを利用する時に
必要な保険証です。

ですが現状は
その保険証の存在さえも
知らない人は多くいます。

高齢者の大変なこと

自宅で暮らしていく上で
高齢者の大変なこと

それは・・・

トイレとお風呂です!

トイレに歩いて行ける。
お風呂の浴槽になんとかはいれる。

この二点がクリアできれば
とりあえず一人暮らしOKです。

これらの行為を行うにあたり
何らかの病気が原因で
困難になってきている。

自宅トイレが和室トイレで
かがむことができない。
手すりなどをもたないと
お風呂まで行けない
立ったまま服の脱ぎ着が
出来ない


などなど。

こういうことでお風呂に入れない
トイレに歩いていけないなどの時は
介護保険サービスの利用を
検討していきましょう。

ちなみに介護保険の認定の基準は
支えなしで3メートル歩けるか


ということが一つの基準です。
つまり3メートル何とか歩ければ
介護保険の認定も必要なく
一人暮らしもできるということに
なります。

困ったときはどこに聞く?

高齢者の総合相談窓口
地域包括支援センターです

なにそれ?

どこにもあるのに
意外と知られていない窓口です。

どこの町にもひっそりと
たたずんでいる
地域包括支援センター。
ビルの一角に、市民センターの隅っこに・・。
目立たないけど必ずあります。

地味に着実に仕事をしていますよ。

そこにまず相談です。

貴方の周りで
困っている高齢者がおられたら
地域包括支援センターに
相談しな!と
アドバイスをお願いしますね。

きっと解決の糸口を
一緒に考えてくれるでしょう。

いかがでしたか?

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