ナースの社会は派閥社会?

ナースの特性

こんにちは!オカピです。
ナース歴21年です。

今回はナースのあるある人間模様について
話そうと思います。
良かったらお気軽に読んでくださいね。

看護師社会は派閥社会?

1990年代から男性の看護師も徐々に増え始め、
2002年に「保健師助産師看護師法の一部を改正する法律」により
男女の区別のない「看護師」という名称に変更になりました。

しかしいまだに看護師社会は
女性が圧倒的に多いです。

女性同士というのは
グループ=派閥を好みます。

ナースはとにかくチームワーク第一です。

ご興味ある方はこちら
ナースの人間関係はどうして大事なのか?

お互いに仲良しであれば
それで越したことはないのですが

自分の意見を通したいあまり
マウントをとりたがるナースもいます。

仮にボスナースとしましょう。

ボスナースの軋轢

ボスナースは医師ともコンタクトを
うまくとります。
患者様のことも把握しています。

自分の意見が病棟業務改善の意見のように
発言したり先導するのが得意です。

もちろん看護師としての実力あってこその
できる技です。
医師や師長などの管理者も一目置きます。
病棟や外来にとって
ボスナースは無くてはならない
存在になります。

強引なボスナースですが
ボスナースが言われることは
絶対になっていく雰囲気になります。

が結局ボスナースは
自分の思い通りにしたいだけなんです。

不満を抱えているナースも
ちらほらいるでしょう。

ですがにらまれたら最後!
なので怖くて反抗できません。

ここで根回しナース登場!

ここで中途採用者または異動で
ボスナースと同じくらいの
経歴をもったナースがきました。

仮に根回しナースとします。

一見穏やかそうな根回しナース。
ボスナースとは真逆のタイプです。

実は根回しナースもマウントを狙っています。

ボスナースは根回しナースをけん制します。
なんとなく目の上のたんこぶができたなと思います。


根回しナースはボスナースが
この職場の一番お局だと見抜いています。

根回しナースもボスナースを
刺激せず様子を伺いながら
それとなくボスナースの評判をリサーチします。

したたかに味方を増やす根回しナース

例えば一緒に働く同僚に話します。
「忙しい病棟だけどボスナースのおかげで
上手く回っているよね。」
少し若めのナースにボスナースを
ほめる言葉を使ってリサーチします。

実はほめているふりして
ボスナースの評判を聞き出しているのです。

ここで他のナースが
「実は・・・。」と
ボスナースの不満を漏らします。

すると根回しナースはしめしめとなります。

「ふんふんボスナースは
好かれているわけではない。
ワンマンな姿勢に毛嫌いしている
ナースももっといるかもね。」と。

根回しナースは言葉巧みに
ボスナースのリサーチを続け
自分の味方につけるナースを
着実に一人、二人と増やします。

もちろんボスナースには
表面上はうまく取り繕っています。

ついに根回しナースの本領発揮!

ボスナースの意図もしないことや
目に余ることを根回しナースが行いました。

当然ボスナースは気に入りません。

自分の築いたグループで
マウントの威力を発揮しようとします。

が、、、、。思うようにうまくいきません。
威力もさほど発揮できません。


なぜなら根回しナースの仕事ぶりに
複数のナースが傾倒しているからです。

ボスナースの意のままだった
職場はそうでなくなり、
新たな雰囲気が生まれます。


そして根回しナースを
中心とした新たなマウントが始まりました。

ボスナースはかなり悔しいが
どうしようもありません。
少し勢いが落ちています。

やれやれですよね・・。
お互い患者様の為を思う
熱いナースには変わらないのですが。

ナースの仕事って1人では
成り立たない仕事だけに
複数いるとさらに威力を
発揮するんですよね。

それでついついグループが
出来がちであるのかなと思います。

ちなみに点取り屋のナースもいます。

ご興味ある方はこちら
意外と多いAさんというナース像について

貴方の職場にはボスナース
あるいは根回しナースなどはいませんか?

いかがでしたか?

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