オールマイティな内科の働き方

ナースの特性

みなさん、こんにちは!
オカピです。

ナースの仕事をしています。

世の中には様々な職業があります。
その一つにナースという仕事もあります。

一口にナースといっても
ナースの働き場所は様々です。

病院、外来クリニック、施設、
健診センター、病児保育室、

中には企業で働かれるナースも
おられますね。

そこそこに色々な特徴があります。

高齢者施設などの働き方について
ご興味ある方はこちら

→施設でのナースのお仕事について
→終の棲家である施設での日々


ここでオカピの独断と偏見ですが
内科の特徴を書きました。

よかったらお気軽によんでみてくださいね。

ロジックで考えるのが好きな人は向いている

内科というのはいわゆる内臓に関する診療科です。
「五臓六腑」のことですね。

心臓は循環器(病院によっては腎臓も含むこともあります)
胃、食道、腸、肝臓、すい臓は消化器
肺、気管支は呼吸器
腎臓は腎臓内科
他に血液内科、内分泌代謝内科、腫瘍内科
などなど多岐にわたります。

いずれの内科も関連する臓器に
異常事態が起こるために、
「病気」になり様々な症状が
現れます。

なので内科で働くナースが
求められることですが。

各臓器がどんな働きをしているのかを
まず理解すること

そして
「どうしてこの症状はおこっているのか」

「医師がこの薬を処方した。
服薬したら
どんな事態が起こり得るだろう」

「医師がこの点滴を処方した。
心臓が弱い人だから機械での
管理が必要になるかもしれない」
と考え予測して、支援されています。

なので
臓器のもつ特徴や
起こりうる症状などを
系統的に考えるのが好きな方や
論理的にロジカルに考える方には
内科に向いているかと思います。

その逆で
引きずらず、その日の仕事が
終わればいい!
あとくされなく仕事を終えたい!
と考える人には
内科の業務は継続的なので
不向きかもしれません。

検査を制する者は内科を制する

内科といえば「検査」です。

そう言っても過言でないくらい
検査だらけです。

それだけにナースにとっては
かなり多忙を極めます。

時間を考えて動くことが
求められます。

検査をすることで
傷病名の診断をつけることが
可能になりますし
また、その症状の状態を
知ることもできます。

実に多い検査があります。

血液検査、尿検査
レントゲン撮影に始まり
CT、MRI、超音波検査
動脈を穿刺してカテーテルを通して
調べる血管造影検査
胃カメラなど

実に様々な検査があります。

それぞれに
検査の内容
検査に必要な前準備
検査後に必要な処置や
患者様の安静方法など

検査によって違います。

一つ一つを覚え看護に
あたらないといけません。

これはオカピの
独断と偏見極まりない言葉ですが・・・。

「検査を制する者は
内科を制する」


といっても過言ではないと思います。

内科は野球の守備でいえば「捕手」

勝手なたとえです

野球でいうと
内科=捕手

内科以外の外科、整形外科などの
診療科=
「内野」「外野」のポジション。

ピッチャーの投げるボールや
バッターの打つボールが
=「病気」


どういうことかというと。

まず「捕手」という役割は
ピッチャーのボールを受け止める
だけでなく、チーム全体の動きを
みた戦術が必要になってきます。

野球は
キャッチボールが基本だと
思います。

色々な病気(ボール)を
内科(捕手)が受け止め、
検査をした結果
どのような治療にしていくか。
(内科の守備範囲なのか)
(外科など内科の守備範囲外の病気なのか)

とにかく
どんな病気(ボール)でも
まずは受け止める。

捕手だから受け止めなければ
ならない。

病気(ボール)の入り口は
「内科」(捕手)であるという事です。

バッターが打ったボール(病気)が
ピッチャーゴロやキャッチャーフライの
場合はキャッチャーの守備範囲なので
内科圏内で済ませられる治療が
主になってきます。

侵襲の少ない検査や
内服投与などが主な治療に
なってきます。

三振もそうです。
内科圏内で済ませられる治療です。

しかし
バッターが打ったボール(病気)が
内科(捕手の守備範囲)では
追い付かないヒットまたは
外野ゴロだった場合です。

捕手の守備範囲ではないので
外野、内野などそれぞれの
ポジションに守備を任せます。

外科や整形外科などにおまかせして
手術などが必要になり
内科の範囲から離れて治療を
行うということになります。

ホームランなどは捕手の
ところにボールは戻ってこないので
内科外の所で治療をしてそのまま
終わりというたとえです。

耳鼻咽喉科、眼科などがそうですね。

バックホームの時は
捕手にボールが
返ってきます。

手術など内科外の所で治療がすみ
内科で引き続き治療をお願いします。
というたとえです。

つまり内科というところは
病気の入り口であり
必ず野球の基本である
キャッチボールであるということ。

また一番長く病気と
付き合うところなのです。

内科で働けばオールマイティナースに

以上内科の特徴をつれづれなるままに
書きました。

内科に通院する患者様は
外科よりはるかに多く、
また定期的な検査もあり
また薬も定期的に飲み続けなければ
なりません。

それだけに
働くナースも大忙しだし
色々なことを習得していきます。

内科である程度経験を積めば
「患者様の異常事態」というのに
何となくわかってきます。
・・・・と思います!

ナースの新人時代のうちに
内科で経験を積んでいくことは
後々のナース人生に
様々な場面で助かることが
多いかと思います。

忙しいし、
ナースコールは良く鳴るし
残業が多いといわれる内科です。

ですが一時でも
しんどい「内科」を経験していると
オールマイティに病気を見れる考えを
持てるナースに成長していけるかと
思います。

いかがでしたか?

このブログに関するご感想や
コメントなどございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

クリックするとメールフォームが開きます。
 ⇓   ⇓   ⇓

お問い合わせはこちら

※ご入力いただいた個人情報に関しましては
お問い合わせの回答を目的として使用します。
外部の第三者に提供することは一切ございません。
ご安心ください。※

コメント

タイトルとURLをコピーしました