急性期の働き方

こんにちは!オカピです。
ナースの仕事をしています。

突然ですが
急性期のナースって
どんなイメージがありますか?

ここでいう「急性期」とは
「病気になり始めた時期」を
書いています。


つまり呼吸、循環、代謝その他の
身体の状態が急激に変化し、
症状によっては何らかの
検査や処置、或いは手術を
行わなければならない時期であったり

状態が変調しやすい時期であることから
24時間の医療機器による
管理体制が必要な時期を
「急性期」と書いています。

患者様の身体状況が
急激に変化を起こしやすい時でも
あるので、
医療機器の管理を覚えないと
ならなかったり、
身体状況の変化を観察し
異常の早期発見や早期対処に
つとめていかないといけません。

それだけに

しんどい
残業多い
身体がキツイ、
怖いナースが多い

そんなイメージないですか?

良かったら批判も交えつつ
お気軽に読んでみてくださいね。

実際はしんどい所が急性期

何をもってしんどいとするかは
人それぞれですが。

とにかく体力も気力も使う
「しんどい」所が
急性期でしょう。

急性期といえば
やはり花形であるICU、CCU,
救命救急センターなどでしょう。

人気あります。
聞こえが良いですからね。

ただ正しくは
「人に聞かれると自慢になるが
実際働くのはしんどい」のが
救急センターやICU、CCUです。

まず医療機器が多い。
患者様にはスパゲティのように
様々な管がついています。

呼吸器の管
点滴の管
尿道カテーテル
創部のドレーン
胃管
中心静脈カテーテル

などなど・・。
「ルート整理は基本」と
教えてもらったオカピ。

まずこれらのルートを
キレイにそろえることが
環境整備にもなるし
患者様の安全管理にもつながります。

とても気が張ります。
どこからどの管がつながって
どこを注意するのか

他に音です。
さまざまな機械の音が鳴ります。
心電図モニターの音
呼吸器のアラーム音
体外循環装置の音
動脈圧ラインの音

オカピも新人時代は
この音が夢まで追いかけてきました。

とにかく慣れるまでは
医療機器と音に振り回されます。

そしてスキンケア。

これだけたくさんの管に囲まれている
患者様。
早期離床を促すのが
一番ですが。
実際は臥床生活(寝たきり)を
強いられることも。

患者様は
動けないんですよね。

なので管が皮膚に当たっている箇所が
傷になりやすかったり
ちょっとした褥瘡を形成したりなど
皮膚の状態も気にしてあげないと
いけません。

他にも業務量は多岐に
わたります。

医師とのやり取りも多いですが
そのほか臨床工学士さんや臨床検査技師さん。
医療機器を扱ったり
血液検査が頻繁にあるためです。

救急センターでは
消防隊などとも連携をとっていきます。

正直体力&気力勝負です。

「ICU」とか
「救急センター」とかって
人が聞いたら
「おおーっ!!」て
言ってくれることも
結構あるんですよ。

言ってくれるだけですけどね。

虚栄心を少し
満たしてくれます。

オカピの場合そうでした。
共感してくださる方も
中にはおられると嬉しいです。

実際はとても忙しいし
休みもほとんどなく、
救急車が来るたびに
「また入院?」と
おびえるのも
ICU,CCU,救命救急センターだと
思います。

「何をするか」が分かると楽しい急性期

ただこの忙しさが
働いているうちに
楽しくなってきます。

「次に何をすべきか」を
分かってくるからです。

いつも時間に追われながらの
仕事です。
その時間も効率よく
やりくりが必要です。

そういう動きを繰り返していると
自然と「優先順位」が身についてきます。


そして
急性期というのは
人間関係が駄目な所は
アウトです。

ひっつきもっつき
する必要は全くありませんが。

仲良くなくても
自然と手を取り合うように
協力し合うのが
急性期の特徴であり
だいご味だと思います。

なぜならそうしないと
仕事が終わらないからです。

スタッフはみな早く仕事を終え
帰りたいですもんね。

何をするかわかるようになるのは

成長の一つだとも思います。

冷静に対処できるようにも
なるということです。

半年前は急変にたじろいでいた自分だったが・・・。

少し落ち着いて医師に状況を連絡した。
指示を仰げるようになった。

リーダーシップを発揮できるようになった。

患者様のご家族へ落ち着いて
説明できるようになった。

などなど・・。

そういう「出来るようになった」自分を
発見できる、また気づきやすいのも
急性期の特徴だとも思います。

いかがでしたか?

今回は急性期看護の特徴について
書きました。

長いナース人生、
あなた最適な働き場所を選ぶ
参考の一つになると
本当にうれしいです。

ナースの働き方について
診療科ごとに特徴を書いています。
ご興味ある方はこちらもご覧ください。

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→専門色が強い診療科での働き方

→外科での働き方

→健診センターでの働き方



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